払戻金を増やすための控除率引き下げなどを柱にした競馬法、
日本中央競馬会法の改正案が6日、政府の閣議で正式に決定した。
競馬法改正案は、すでに実施されている単勝、複勝馬券の
控除率20%(売り上げの80%を払い戻す)を、
現在25%の枠連や馬連など他の馬券にも適用できるようにしようというもの。
改正案は今後国会で審議され正式に決定した後、
JRAや地方競馬を主催する地方自治体などが協議し、
どの馬券に適用するか、どの程度引き下げるかなどを決める。
また、日本中央競馬会法の改正案には
「日本中央競馬会経営委員会」の新設が盛り込まれており、
中央競馬の施行に際して当事者の決定権が幅広く認められることになる。
(日刊スポーツより)