昨年、無敗の3冠馬となったディープインパクトの金子真人オーナーは11日、池江泰郎調教師を通じて日本中央競馬会(JRA)に年内で引退させる意向を表明した。年内の出走レースは未定。 引退後は、51億円のシンジケートが組まれ、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる。午後3時に東京競馬場で池江調教師が記者会見する予定。 ディープインパクトは昨年、21年ぶり史上2頭目の無敗3冠馬となり、ことしは天皇賞・春、宝塚記念とG1レースで優勝。1日には世界最高峰レース、凱旋門賞に挑戦したが3着に敗れた。